2. 元銀行員が見た「お金が逃げていく人」に共通する特徴4選

銀行員時代、「なかなかお金が貯まらない」という人のお話を聞いていく中で、いくつかの共通点を見つけました。必ずしもそうではないかもしれませんが、お金が逃げていく人には共通する特徴があると感じています。

今回は4つに絞ってその共通する特徴をご紹介します。

2.1 《お金が逃げていく人の特徴1》何にお金を使ったかを把握できていない

「お金が貯まらない人」に共通する特徴として、日々の支出内容を正確に把握していないケースがよく見受けられます。

例えば、何気なく毎日コンビニで500円を使っていると、ひと月で約1万5000円の出費になります。

収支の全体像が見えていないと、こうした少額の支出が積み重なり、気づかぬうちにお金が減っていく原因となってしまうのです。

一方で、「お金が自然と貯まる人」たちは、自分のお金の流れを可視化する習慣を持っています。

日々の支出と収入のバランスを定期的に見直すことで、無駄遣いを抑え、計画的にお金を使うことができています。

近年では、スマートフォンを使って簡単に管理できる家計簿アプリや、レシートを撮影するだけで記録できるアプリなど、便利なツールが豊富に揃っています。

まずは、自分に合った方法で家計の記録をはじめ、現状を「見える化」することから始めてみるのがおすすめです。