野村総合研究所が2025年2月に発表した調査結果によると、日本の富裕層や超富裕層を合わせると約165万世帯にのぼり、保有する純金融資産の総額は約469兆円に達すると推計されています。
さらに2011年以降は、富裕層の世帯数と資産額のいずれも増加傾向です。
本記事では、富裕層の実態をふまえながら、日常生活に取り入れられる、お金が貯まる人の特徴について紹介します。
1. 【富裕層】日本のお金持ちはどれくらいいる?
ここでは、2025年2月13日、野村総合研究所が公表した「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」のデータをもとに、日本のお金持ちといわれる富裕層やその資産額について紹介します。
日本の富裕層は、世帯の純金融資産保有額に基づき、マス層から超富裕層までに分類して保有資産規模や世帯数を示しています。
【世帯の純金融資産保有額による分類】
- 超富裕層:5億円以上
- 富裕層:1億円以上5億円未満
- 準富裕層:5000万円以上1億円未満
- アッパーマス層:3000万円以上5000万円未満
- マス層:3000万円未満