1.1 日本の富裕層と超富裕層は全体の2.9%
日本の富裕層と超富裕層を合わせた世帯数は165万3000世帯に達し、全体の2.9%を占めています。
【分類ごとの世帯数と資産規模】
- 超富裕層:11万8000世帯・135兆円
- 富裕層:153万5000世帯・334兆円
- 準富裕層:403万9000世帯・333兆円
- アッパーマス層:576万5000世帯・282兆円
- マス層:4424万7000世帯・711兆円
1.2 富裕層の数が年々増加
2011年以降、富裕層の世帯数も純金融資産の総額も増え続けています。
【超富裕層・富裕層】世帯数と保有資産額の推移
2023年
- 超富裕層:11万8000世帯・135兆円
- 富裕層:153万5000世帯・334兆円
2021年
- 超富裕層:9万世帯・105兆円
- 富裕層:139万5000世帯・259兆円
2019年
- 超富裕層:8万7000世帯・97兆円
- 富裕層:124万世帯・236兆円
2021年から2023年にかけて、富裕層と超富裕層が保有する純金融資産の保有額が大きく増えたのは、株価の上昇や外貨建て資産が実質的に増加したためと考えられます。
つづいて、元銀行員の筆者が見た、お金が貯まる人が実践している習慣について紹介します。