コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社はPETボトル製品(小型・中型・大型)や缶製品(缶、ボトル缶)、紙パック、袋入り製品(一部製品除く)について、2025年10月1日出荷分より値上げと公表しました。
飲料品の値上げは家計に直結しますから、相次ぐ値上げに苦しむ方は多いでしょう。
現役時代はもちろん、収入が限られる年金生活の方にとっても値上げは厳しいもの。
貯蓄や年金がまとまってあると安心ですが、老後資金を貯めるのは簡単ではなく、不安を抱える方も多いと思います。
特に70歳以降は仕事を辞めてリタイアする人も多いですが、現代シニアはどれくらい貯蓄を保有していたり、年金を受給しているのでしょうか。今回は平均額をみていきます。
1. 【70歳代】ひとりの老後「貯蓄3000万円以上」ある世帯の割合は?
金融経済教育推進機構の「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」に基づき、70歳代で3000万円以上貯蓄している世帯を見ていきましょう。
70歳代の単身世帯で貯蓄が3000万円以上の世帯は、全体の15.9%です。
10世帯に2世帯もいない計算なので、貯蓄が3000万円以上あるのはすごいといえるでしょう。
その他の割合は、以下のとおりです。
- 金融資産非保有:27.0%
- 100万円未満:5.1%
- 100~200万円未満:5.7%
- 200~300万円未満:4.9%
- 300~400万円未満:3.9%
- 400~500万円未満:2.2%
- 500~700万円未満:7.3%
- 700~1000万円未満:5.9%
- 1000~1500万円未満:8.9%
- 1500~2000万円未満:4.7%
- 2000~3000万円未満:6.1%
- 3000万円以上:15.9%
- 無回答:2.4%
ちなみに、平均値は1634万円、より実態に近い中央値は475万円だったので、貯蓄3000万円以上はかなり多い印象を受けます