3. 50歳代夫婦向けの資産運用3選
貯蓄を増やすには支出を減らすほか、収入を増やす方法もあります。
現代は60歳代で働く方も多いですから、収入を増やす方法を考えることが大切でしょう。
また、自分で働くだけでなく、お金に働いてもらう資産運用もあります。
資産運用はリスクがありますが、効率的にお金を増やせる可能性があったり、自身で働かなくてもお金に働いてもらえたりという大きな2つのメリットがあります。
もちろんリスク許容度はご家庭によりますが、選択肢の一つとして考えるといいでしょう。
以下で50歳代夫婦におすすめの資産運用を3つ紹介します。
ややリスクの高いものからリスクの低いものまで紹介するので、自分に最適な資産運用はないか確認してみてください。
ただし、いずれの資産運用もリスクがあることは覚えておきましょう。
3.1 株式投資
株式投資は、企業などが発行する株式を売買して利益を得たり、保有し続けて配当収入を得たりする資産運用です。
株式投資のメリットは、以下のとおりです。
- 短期間で大きな利益をあげられる可能性がある
- 配当金や株主優待を受けられる銘柄もある
ただし、はじめるためにはある程度まとまった資金が必要です。
また、ハイリスクハイリターンの資産運用でもあるので情報収集や知識が必要であり、自身で納得のいく投資判断ができる必要もあるので、投資中級者から上級者に向いているでしょう。
3.2 投資信託
投資信託は、プロに資産運用を任せられる資産運用です。
投資信託のメリットは、以下のとおりです。
- プロに運用を任せられる
- 少額から始められる
- 地域や商品などが分散されている
ただし、手数料がかかるケースもあるので事前に手数料の確認は必須です。
また、毎月数百円から始められるものもあり、初心者の方で資産運用を始めてみたいという人に向いているでしょう。
3.3 債券投資
債券投資は、企業や国などが発行する債券を購入して利子を得る資産運用です。
債券投資のメリットは、以下のとおりです。
- 定期的に利息を受け取れる
- 途中で売却して換金もできる
ただし、債券を発行している企業や国の経営が不安定になると、利息や償還を受けられなくなる可能性があります。
比較的リスクの低い投資なので、リスクを抑えながら資産運用をしたいと考える人は候補に入れておくとよいでしょう。
4. まとめにかえて
先ほどの株式投資と投資信託については、2024年よりはじまった新NISA制度を利用することで、通常約2割利益に足しいてかかる税金が非課税になる場合もあります。
このように固定費などの見直しをおこなうほか、資産運用について、また長く働き続けるキャリアプランなどについても、長期休暇中に調べてみるといいでしょう。
参考資料
宮野 茉莉子