2. あと1000万円貯めたい!50歳代がやめたほうがいい3つのこと
貯蓄があまりない人も平均的な貯蓄額を達成している人も、あと1000万円あれば生活が変わる、老後資金のためにも安心と考える人が多いのではないでしょうか。
50歳代であと1000万円貯めたいなら、やめたほうがいいことが3つあります。
知らなかったと後悔しないように、それぞれ詳しく見ていきましょう。
2.1 年金見込み額をチェックしない
あと1000万円貯めたいと考えるなら、年金の見込み額はチェックしてください。まずは具体的な老後資金を計算することで、貯蓄へのモチベーションも変わります。
年金見込み額を確認すると、老後の生活費と比べて家計収支はどうなるのかある程度予想できます。
確認した結果、実は老後普通に生活するだけならあと1000万円もいらないという場合もあれば、もっと必要な場合もあるでしょう。
老後生活を見据えたうえで、どの程度の老後資金が必要なのか明確にするためにも年金見込み額を確認してみてください。
以下のもので、年金見込み額を把握できます。
- ねんきん定期便
- ねんきんネット
いずれにしても、1000万円を貯めたいと思うのであれば現状把握は重要です。
2.2 必要のないサービスや商品を購入する
あと1000万円を貯めたいのであれば、必要のないサービスや商品の購入はやめたほうがよいでしょう。
以下のような理由で、本当はそれほどほしいとは思っていないのに、サービスや商品を買ってしまった経験や、なんとなく続いている出費はありませんか。
- 「便利だから」という理由で複数のサブスクやサービスに入っている(たとえば食材宅配サービスや動画配信サービスに複数加入しているなど)
- おすすめされたから、テレビで話題だから、みんなが使っているからなどの理由でとりあえず買ってみた、またはサブスクに加入してみた
- 「子どもがいるとき」と「子どもが巣立った後」も変わらない保険や電気プランなどに加入している
- 「子どもがいるとき」と「子どもが巣立った後」も変わらない頻度で外食や旅行、レジャーに行っている
1000万円貯めたい場合は、必要なのない支出は抑えたいので、上記については見直しを行いましょう。
毎月数千円の支出でも、塵も積もれば山となります。
このタイミングを機に、本当に必要なものは何かしっかりと取捨選択してみてはいかがでしょうか。
2.3 固定費の見直しを行わない
あと1000万円貯めたいと考えるなら、固定費の見直しも行いましょう。
固定費は一度見直せば、毎月それほど努力することなく支出が減るのでおすすめです。
たとえばですが、家賃10万円のところから、子どもが独立したので今までよりも一部屋少ない家賃7万円のところに引っ越したとすると、毎月3万円、年間で36万円の支出が削減されます。
仮に毎月収入を3万円増やそうと思ったら、時給1000円だとすると今までよりも30時間多く働かなければなりません。
しかし、例のように固定費を3万円減らせれば、プラスして働くことなく同じ効果を得られます。
まずは支出を削るといったことも考えましょう。
また、老後は年金生活となりますから、できるだけ早くから生活のダウンサイジングを行いましょう。