筆者である私は普段、個人向け資産運用アドバイザーとして従事しておりますが、お客様からのお問い合わせとして多いものとして「保険の見直しをしたい。」というものがあります。

理由を聞くと、単純に毎月の保険料を安くしたいというものや日本の公的保障は充実しているのでやめてもいいのではないか、というものもあります。

実際に世界的に見ると日本の公的保障はとても充実しています。

今回はそんな公的保障の中でも後期高齢者医療制度について詳しく書いていますのでぜひ最後までご覧ください。

1. 「後期高齢者医療制度」の保険証の有効期限に注意!

「後期高齢者医療制度」の保険証は、毎年8月1日から新しい保険証が交付される仕組みとなっていました。

通常であれば、後期高齢者医療制度の保険証は2年ごとに更新されますが、昨年の交付分については特例として、有効期限が「令和7年7月31日」と設定されています。

これは、昨年の12月に実施されたマイナンバーカードとの一体化に対応するための措置です。

あわせて、「自己負担割合」に変更が生じる可能性がある方もいるため、内容をよく確認するようにしましょう。