1.2 シニアの暮らし向き「ゆとりがなくなってきた」の回答が57.1%

例えば、日本銀行による「生活意識に関するアンケート調査」(第100回<2024年12月調査>の結果を見ていきましょう。

こちらによるとシニアの暮らし向きとして「ゆとりがなくなってきた」の回答が57.1%にのぼっているという現実があります。

2024年6月は55.7%でした。短期間のうちに割合が増えていることがわかりますね。

また、厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」では、公的年金・恩給だけで100%生活できている高齢者世帯は41.7%であることもわかっています。

 

約6割の高齢者世帯が、年金収入だけで生活できていないことになります。

公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合

公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合

出所:厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%:41.7%
  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が80%~100%未満:17.9%
  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が60~80%未満:13.9%
  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が40~60%未満:13.2%
  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20~60%未満:9.3%
  • 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20%未満:4.0%

では、今のシニアはどれくらいの年金を受給しているのでしょうか。