2. 九州地方の島の数を比較してみると…

島の数が多い都道府県ランキング

島の数が多い都道府県ランキング

出所:国土地理院「日本の島の数」を参考に筆者作成

国土地理院が公表している「日本の島の数」によると、九州地方で一番「島の数が多い県」は長崎県です。1479もの島があり、対馬島や壱岐島といった人口1万人以上の離島もあります。

島が多い長崎県は、面積は4105.75平方キロメートルと全国47都道府県で37番目の大きさながら、海岸線の長さは418万3348mと全国2番目の長さとなっています(1位は北海道の445万7732m)。

島の数が多い都道府県の順位を見てみると、2位は北海道の1473島。3位に鹿児島県の1256島となっています。九州地方で見てみると、宮崎県が403島。熊本県・299島、大分県・285島、福岡県・115島、佐賀県・71島でした。

3. 長崎県の県内総生産は名目4兆6207億円

ここからは長崎県について紹介します。

九州の西北部に位置する長崎県。多くの離島や半島があり、県の総面積のうちおよそ45%は島々であることでも知られています。

豊かな自然も魅力のひとつで、海の幸や山の幸など「全国に誇る食材」が豊富な地域です。また、「明治日本の産業革命遺産」「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」といった世界遺産があることでも知られる県です。

長崎県の経済面については2021年度の県内総生産は、名目4兆6207億円。県民所得は3兆3336億円、一人当たりの県民所得は257万1000円でした。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年3月17日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太