2. 「厚生年金と国民年金」平均年金月額はいくら?ねんきんネットで年金見込み額が把握しやすい
老後の家計収支を考える際に確認したいのが、将来の年金見込み額です。
参考までに現代シニアの平均受給額を厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに確認しましょう。
2.1 「厚生年金」の平均年金月額
- 〈全体〉平均年金月額:14万6429円
- 〈男性〉平均年金月額:16万6606円
- 〈女性〉平均年金月額:10万7200円
※国民年金部分を含む
会社員や公務員などが加入する厚生年金は全体で14万円台ですが、男女で6万円ほどの差が出ています。
これは厚生年金が公的年金の2階部分であり、会社員や公務員などが国民年金に上乗せして加入するため。また、収入に応じた保険料を払うためです。
先ほどの支出と比べると黒字になるのは厚生年金の男性のみです。
なお1万円刻みで見た場合、100万人を超えるボリュームゾーンの金額帯は9~12万円未満、16~19万円未満となりました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)