日本人の40歳代の貯蓄額はどのぐらいなのかについて、知るぽると(金融広報中央委員会)「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](2017年)をもとに見て行きましょう。
40代はどのくらい貯蓄をしているのか
40歳代といえば、働き盛り。ビジネスパーソンとして会社で重要なポジションについていたりすることも多いでしょう。同調査結果より、40歳代の貯蓄額は以下のようになっています。
40歳代の貯蓄額(金融資産保有世帯)
40歳代の貯蓄額の平均金額は1014万円、中央値は650万円
40歳代の貯蓄額(金融資産非保有世帯含む)
40歳代の貯蓄額の平均金額は643万円、中央値は220万円
ちなみに、金融資産を持たない、いわゆる「金融資産非保有」の比率は33.7%にも及び、全体の約3分の1が金融資産を保有していないということも今回の調査から分かります。
尚、ここでいう貯蓄には、預貯金だけではなく、株式や投資信託といった有価証券や生命保険なども含まれています。
30歳代、50歳代と比べる40歳代の貯蓄の特徴とは
今回の調査からは、40歳代の貯蓄状況については以下のような特徴がみえてきます。