続いて見ていきましょう。

  • 40歳代では、金融資産がある世帯とない世帯の「格差」が貯蓄額に反映している
  • 30歳代全体の中央値が200万円、40歳代全体の中央値が220万円となっていることから、子育て世代の貯蓄額の伸びは低く、世代が上がっても貯蓄を積み上げ切れていない
  • 50歳代全体の中央値が400万円と一気に倍増しており、40歳代以降に貯蓄に積極的になっている

40歳代におすすめの貯蓄方法とは

こうしたことから40歳代におすすめの貯蓄方法は生活費を「削る」ということも重要なのは当然です。

ただ、節約して「貯める」という「守りの貯蓄」というよりも、50歳代で貯蓄が増えていることを考えれば、40歳代に「収入を増やす」ことから始め、資産を「運用する」ことによる「攻めの貯蓄」を意識する必要といえるのではないでしょうか。

副業や転職で収入を増やす

政府も働き方改革の目玉として「副業解禁」をあげているように、今後副業人口が増加することが予測されます。