また、現在のような人手不足の環境では職務内容が似ているのにもかかわらず、転職により給与が上がることもあります。同じ会社にい続けて努力し、プロモーションしていくというのも一つですが、外部に目を向けるというのも一つの選択肢です。
40歳代は教育費や住宅ローンなど出費が多い年代です。「転職はちょっと気が進まない」、「転職で失敗するのが怖い」というような方は、現在勤務している会社で副業が可能な場合には、まずは収入アップを目指し副業を始めてみてはいかがでしょうか。
非課税枠を活用して投資を始める
節約をし、また年収が増え、手元の現金が増えるのは喜ばしいことですが、金融機関に預貯金として預けていても現在のような低金利では大きくは増えません。
もっとも、すでに定年退職をして「老後は手元資金の範囲内で生活していく」と決められている方には預貯金をいかに減らさないかという資産管理は一つの重要なポイントです。
一方で、これから数十年後に老後を迎えるという層、たとえばこれまで見てきた40歳代の世代にとっては、今後資産形成をするための時間はあるので、老後資金をしっかりと形成しておきたいところでしょう。
そのためには、安全資産での預貯金をはじめとして株式や投資信託といった有価証券などのリスク資産の運用を通じての資産形成は避けられません。ただ、資産運用を始めるといってもどうしてよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。