2. 40歳代・50歳代の単身世帯「貯蓄額ごとの世帯割合一覧」を確認

続いて、平均値や中央値だけでなく、貯蓄額ごとの世帯割合についても確認していきましょう。

2.1 【40歳代・単身世帯】貯蓄額ごとの世帯割合一覧をチェック

  • 金融資産非保有:33.3
  • 100万円未満:15.4%
  • 100~200万円未満:5.3%
  • 200~300万円未満:7.7%
  • 300~400万円未満:4.0%
  • 400~500万円未満:1.2%
  • 500~700万円未満:4.9%
  • 700~1000万円未満:4.6%
  • 1000~1500万円未満:5.9%
  • 1500~2000万円未満:2.8%
  • 2000~3000万円未満:3.7%
  • 3000万円以上:8.6%
     

貯蓄額別の世帯割合を見ると、最も多いのは金融資産を持っていない世帯で、割合は33.3%に達しています。

次に多いのは100万円未満の貯蓄を持つ世帯で、割合は15.4%となっており、貯蓄が十分に進んでいない世帯が多いことがうかがえます。

2.2 【50歳代・単身世帯】貯蓄額ごとの世帯割合一覧をチェック

  • 金融資産非保有:40.2%
  • 100万円未満:13.1%
  • 100~200万円未満:4.1%
  • 200~300万円未満:2.7%
  • 300~400万円未満:3.8%
  • 400~500万円未満:1.9%
  • 500~700万円未満:3.3%
  • 700~1000万円未満:3.8%
  • 1000~1500万円未満:5.5%
  • 1500~2000万円未満:3.3%
  • 2000~3000万円未満:3.8%
  • 3000万円以上:11.2%
     

50歳代では、金融資産を持たない世帯の割合が40.2%に達しています。

このデータには日常的に使用される普通預金残高は含まれていませんが、「平均手持ち現金残高」に関しては、40歳代が53万円、50歳代が44万円となっており、十分な資産を保有している人は少数派であることが分かります。

では、現在の40歳代から50歳代の人は、どの程度の年収を得ているのでしょうか。