高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に実施した「大学生にかかる費用」保護者負担に関するアンケート結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年4月・5月締め切り給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが7日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・4月・5月締め切り奨学金】公益財団法人JPC奨学財団「JPC奨学財団2025年度奨学生」

JPC奨学財団は、2019年に日本高純度化学株式会社によって設立されました。1/5

奨学金

GF days2/istockphoto.com

JPC奨学財団は未来を担う高い志と学業意欲がありながら、経済的理由により修学困難な学生を奨学支援することで、革新的な技術、学術の発展に寄与する人材、グローバルな視野をもった人材を育成。

これを通じて、社会の発展に貢献することを目指しています。

1.1 【返済不要・4月・5月締め切りの奨学金】公益財団法人JPC奨学財団「JPC奨学財団2025年度奨学生」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】入学後(2025年5月16日(金)財団事務局必着)

【支給人数】17名程度

【支給金額/人】192万円(月額 40,000円)

【支給期間】
学部生:4年次修了時まで(最長で 2028年3月までの4年間)
大学院生:2年次修了時まで(最長で 2026年3月までの2年間)

【成績制限】

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】

【専攻分野】理工系

【専攻分野の詳細】大学1年生・大学院1年生(修士課程又は博士前期課程)

【資格・条件】
この奨学金の応募資格は、次のすべてに該当する者とします。
(1) 2025 年 4 月 1 日現在、関東地方の大学の理工系の学部又は研究科に所属する大学 1 年生及び大学院 1 年生(修士課程又は博士前期課程)であること
(2) 日本国籍を有すること
(3) 2025 年 4 月 1 日現在の年齢が 30 歳以下であること
(4) 学業、人物ともに優秀であり、健康であること

【募集団体】公益財団法人JPC奨学財団

【奨学金概要】 JPC奨学財団 2025年度奨学生募集要項

2. 【返済不要・4月・5月締め切りの奨学金】公益社団法人日本看護協会「小倉一春大学院教育(国際看護)奨学金(2025年度)」

日本看護協会は、看護職の資格を持つ個人が自主的に加入して運営する、日本最大の看護職能団体。2/5

maruco/istockphoto.com

日本看護協会は、国際看護に関する実践、あるいは教育研究を通して看護の実践及び国際社会に貢献できる人材を支援するため、看護系大学大学院において国際看護を専攻している方に対し奨学金(学費及び生計費)を給付しています。

2.1 【返済不要・4月・5月締め切りの奨学金】公益社団法人日本看護協会「小倉一春大学院教育(国際看護)奨学金(2025年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】入学後(2025年4月1日(月曜日)〜4月25日(金曜日))

【支給人数】若干名

【支給金額/人】1人あたり60万円

【支給期間】1回限り

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能(他の奨学金との併用は可能です)

【専攻分野】看護

【専攻分野の詳細】看護系大学大学院生

【資格・条件】次の全ての要件を満たしていることが必要です。
1.保健師助産師看護師法による保健師・助産師または看護師の免許を有し、心身ともに健全なこと。
2.看護系大学大学院において国際看護を専攻していること。
3.国際看護に関する教育研究あるいは臨床を通して看護の実践に貢献できること。
4.日本国籍がない場合、在留資格が「法定特別永住者」「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」のいずれかであること。

【募集団体】公益社団法人日本看護協会

【奨学金概要】2025年度小倉一春大学院教育(国際看護) 奨学金募集要項


いかがでしたでしょうか。

入学後に申込でOKで、2025年4月・5月締め切りと、締め切りまで余裕のある「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。

とくに、理工系や看護系の大学・学部で学ばれている学生にとっては、是非一度検討していただきたい奨学金です。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。

メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。

3/5

出所:LIMO編集部作成

  • これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
  • 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
  • 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
  • 大学進学の予定はない 16.7%(14人)

※設問該当者・回答者84人

過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。

一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。

4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割

次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。

4/5

出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が100%負担 78.6%(55人)
  • 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
  • 保護者は負担しない 8.6%(6人)

※設問該当者・回答者70人

約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。

5/5

出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
  • 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
  • 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
  • 保護者は負担しない 10.0%(7人)

※設問該当者・回答者70人

こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。

また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。

そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。

毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。

経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料