6. 65歳以上世帯の平均貯蓄額は「2462万円」に…
総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、「世帯主が65歳以上の二人以上世帯」の貯蓄現在高の平均は2462万円でした。
しかし、貯蓄を保有する世帯の中央値は1604万円にまで下がります。
この平均値と中央値の差から、世帯ごとの貯蓄額には大きなばらつきがあることがわかります。
リタイア後の生活費や介護費用の準備は、世帯構成や健康状態、将来の支出見込みなどを踏まえながら計画的に進めていく必要があるでしょう。
その際に「年金の受給開始タイミング」がずらせることも、知っておきたいことの一つと言えそうです。