新年度が始まる4月は、年金制度の改定が行われる重要なタイミングです。2026年度は年金生活者支援給付金が増額(約3.2%)され、6月の支給分から反映されます。
また、働きながら年金を受け取る方に関わる在職老齢年金制度も大きく見直され、支給停止の基準額が月65万円に引き上げられています。
年金生活者支援給付金は老齢・障害・遺族の各年金受給者が対象で、在職老齢年金は老齢厚生年金の受給者が対象です。
本記事では、それぞれの改正内容や受給要件、手続きの有無をわかりやすく解説します。
1. 年金生活者支援給付金の基本|どんな制度かを整理
年金生活者支援給付金は、公的年金等の収入額と所得の合計が一定水準以下の方に対して、年金に上乗せして支給される補足的な給付金です。2019年10月の消費税率引き上げに合わせて導入されました。
老齢・障害・遺族という3つの区分があり、それぞれ支給要件と金額が異なります。