1.1 貯蓄額の金額ごとの割合

しかし、各金額ゾーン別の割合を見ると、その様子は少し変わってきます。

  • 金融資産非保有:20.8%
  • 100万円未満:5.4%
  • 100~200万円未満:4.9%
  • 200~300万円未満:3.4%
  • 300~400万円未満:3.7%
  • 400~500万円未満:2.3%
  • 500~700万円未満:4.9%
  • 700~1000万円未満:6.4%
  • 1000~1500万円未満:10.2%
  • 1500~2000万円未満:6.6%
  • 2000~3000万円未満:8.9%
  • 3000万円以上:19.0%
  • 無回答:3.5%

3000万円以上の金融資産があると答えた人が19.0%である一方、全く金融資産を保有していないと答えた人が20.8%となっており、70代歳はしっかりと貯蓄をしている世帯とそうでない世帯が二極化していることが分かります。

仕事を退職したあとのセカンドライフでは、現役時代に比べて収入が限られることから、日々の生活費や介護、医療費などへの備えをしっかりと行っておくことが大切です。

では、安心して老後を迎えるためにはどのようなことに取り組めばよいのでしょうか。続いての章でくわしく紹介していきましょう。