4. 年収600万円を目指せる職業は?
野原ひろしのように年収600万円以上を目指したい方もいると思いますが、平均的な収入は職種によっても異なります。
最後に転職サービスdoda「年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」より職種別の平均年収を高い順にみていきましょう(2024年12月16日公表)。
※対象者:2023年9月~2024年8月末までの期間dodaサービスに登録した20~65歳の男女。有効回答数は約60万件。
4.1 職種別の平均年収
- 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 611万円
- 企画/管理系 566万円
- 金融系専門職 474万円
- 営業系 469万円
- 技術系(電気/電子/機械) 468万円
- 技術系(IT/通信) 462万円
- 技術系(建築/土木) 443万円
- 技術系(メディカル/科学/食品) 407万円
- クリエイティブ系 392万円
- 事務/アシスタント系 350万円
- 販売/サービス系 339万円
上記を見ると「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」が最も高く600万円を超え、次に「企画/管理系」、「企画/管理系」などと続きました。
一方で「事務/アシスタント系」「販売/サービス系」などは平均年収が300万円台となっています。
職種だけでもこれだけの違いが見られますから、就職や転職の際の職業研究は重要でしょう。
5. 職業や業種を研究してキャリアプランの検討を
平均的な年収は職業のほかに業種や会社の規模などによっても変わります。
数多くある業種や職種の中から、自身の希望や適性にあわせてしっかりと調べ、キャリアプランを考えるといいでしょう。
もちろん仕事は年収だけではなく、働き方や夢なども大切です。
一方で収入は生活の基盤を築きますから、職業選択の際にはあわせて調べるようにしてみてくださいね。
参考資料
- 国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
- 国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」
- 転職サービスdoda「年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
- テレ朝動画「クレヨンしんちゃん #94-2 ひさんな給料日だゾ」
宮野 茉莉子