1.2 2023年【純金融資産保有額の階層別】保有資産規模と世帯数

  • 超富裕層(5億円以上)11万8000世帯/135兆円
  • 富裕層(1億円以上5億円未満):153万5000世帯/334兆円
  • 準富裕層(5000万円以上1億円未満):403万9000世帯/333兆円
  • アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):576万5000世帯/282兆円
  • マス層(3000万円未満):4424万7000世帯/711兆円

2023年は富裕層(1億円以上5億円未満)が153万5000世帯、超富裕層(5億円以上)が11万8000世帯となっており、合計は165万3000世帯。全体5570万4000世帯のうち、富裕層と超富裕層は2.96%です。

超富裕層と富裕層は、2021年の148万5000世帯から増加していることがわかります。

富裕層の世帯数が増えている背景としては、株式や投資信託などの資産価値の上昇により保有資産額が増加したことや、準富裕層の一部が富裕層へ、富裕層の一部が超富裕層へと移行したことなどが考えられるでしょう。

5つの階層別に世帯数をみると2021年から2023年で増加しているのは超富裕層、富裕層、準富裕層、マス層。アッパーマス層は減少していました。