総務省が令和7年1月24日に公表した「令和6年平均の全国消費者物価指数」（生鮮食品を 含む総合指数）の内容を踏まえ、令和7年度の年金額は、令和6年度から 1.9％の引上げとなることが決定しました。
年金額が増えることは嬉しいことですが、その分物価上昇が進んでいることを考えると、生活が急激に楽になるということは考えにくいでしょう。
特に老後の収入が年金のみになるという人にとっては、いくら年金が受け取れるのかは気になるところ。
本記事では、現在のシニア世代が受給する年金額がどのくらいかを解説します。
1. 【一覧】国民年金の平均月額「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」で確認
公的年金には「国民年金」と「厚生年金」の2種類があります。
自営業者や専業主婦・主夫など、厚生年金に加入していない人が受け取るのが「国民年金」です。
本章では、「国民年金」の年代別平均月額について見ていきましょう。
1.1 60歳代（60歳～69歳）：国民年金の平均月額を一覧でチェック
- 60歳：4万3638円
- 61歳：4万4663円
- 62歳：4万3477円
- 63歳：4万5035円
- 64歳：4万6053円
- 65歳：5万9599円
- 66歳：5万9510円
- 67歳：5万9475円
- 68歳：5万9194円
- 69歳：5万8972円
