【厚生年金】「年間240万円（月額20万円）」以上受給できる人は全体の何割！？国民年金と厚生年金の平均受給額をチェック【最新データ】厚生年金と国民年金の平均！次回の年金支給日は6月

2. 国民年金と厚生年金の「平均月額」はいくら？

厚生労働省年金局の「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金と厚生年金それぞれの平均月額は以下の通りです。

国民年金の平均月額

厚生年金の平均月額（国民年金部分を含む）

国民年金は一律の保険料が適用されるため、受給額に大きな個人差はなく、月額は約5万円程度となり、老後の基本的な生活費を賄うための金額とされています。

2025年度の国民年金の満額は「6万9308円」となっており、国民年金だけで年間240万円以上の年金を受け取ることは難しい状況です。

一方、厚生年金は国民年金に上乗せされる形で支給され、一般的に国民年金よりも高い受給額となります。

また、厚生年金は収入に応じて保険料が異なるため、受給額にも個人差が生じやすいです。

では実際に、「月額20万円以上」の年金を受け取る人がどのくらい存在するのかを見てみましょう。