4. まとめにかえて
今回は、住民税非課税世帯となる条件や、年金から差し引かれる保険料について確認してきました。
まずは、自分自身今の段階でどれくらいの年金を受け取れるのか知っておくことが大切です。
「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認ができますので、まだ見たことがないという方はこの機会にチェックしてみるといいでしょう。
年金は、現役世代の所得によって決まります。もし自身の年金受給額が少ないと感じた場合、年金を多く受け取れるようにするか、自助努力で年金以外の資金準備が重要になります。
年金額アップのためにはキャリアアップを図ったり、転職をしたりなど給与アップが必須です。
年金以外の資産準備をする場合、短期間で大きな資産を作ることは難しいので、早いうちから少額でコツコツ資金準備する方法がいいでしょう。
無理ない金額で継続していくことが資産作り成功のカギですので、どれくらいの金額なら長く続けられるかをしっかりと考えてからスタートしてみましょう。
老後資金は借りられない資金ともいわれているので、後々困ることがないよう動いていくといいでしょう。
参考資料
- 東京都主税局「個人住民税」
- 国税庁「No.1600 公的年金等の課税関係」
- 国税庁「高齢者と税(年金と税)」
- 日本年金機構「年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税および森林環境税を特別徴収されるのはどのような人ですか。」
- 青森市「国民健康保険税の法定軽減」
- 新宿区「介護保険料の決まり方」
矢武 ひかる