2.2 単身世帯の貯蓄額の平均値は1087万円
単身世帯の貯蓄額の平均値は1087万円で、中央値は30万円です。単身世帯でも二人以上世帯と同様に、平均値と中央値に差が生じています。
単身世帯の目標とする貯蓄額が2841万円なため、平均値では1754万円、中央値では2811万円もの金額が不足していることがわかります。
では、貯蓄額ごとの世帯割合を確認していきましょう。
単身世帯では、「金融資産なし」の世帯が40.2%を占めており、次いで「100万円未満」が13.1%と多くなっています。二人以上世帯と比べて、貯蓄なし、あっても少額な世帯が多い状況です。
一方、「3000万円以上」の貯蓄がある世帯は11.2%と3番目に多くなっており、平均値を引き上げていることがわかります。
3. まとめにかえて
50歳代の目標貯蓄額は、二人以上世帯で2891万円、単身世帯で2841万円です。しかし、実際の貯蓄額を見ると、十分な貯蓄がある世帯は多いとはいえず、目標金額まで到達するのは容易ではない状況となっています。
老後に受給する公的年金だけで生活できない場合は、貯蓄を切り崩すことも大切な選択肢のひとつとなるため、家計に無理の出ない範囲で着実に資金を形成していきましょう。
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参考資料
木内 菜穂子