4. 【年金一覧表】厚生年金「60歳代・70歳代・80歳代」の平均年金月額はいくら?《最新版厚労省データ》
2024年12月に厚生労働省年金局が公表した「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から「60歳代~80歳代までの平均年金月額」を、1歳刻みで確認します。
まずは国民年金(老齢基礎年金)のみを受け取るケースから。自営業や専業主婦(夫)だったケースなど、厚生年金に加入していた期間が全くない人が、受給要件を満たした場合に受け取る年金月額です。
4.1 【年金一覧表】60歳代:国民年金の平均月額はいくら?
- 60歳:4万3638円
- 61歳:4万4663円
- 62歳:4万3477円
- 63歳:4万5035円
- 64歳:4万6053円
- 65歳:5万9599円
- 66歳:5万9510円
- 67歳:5万9475円
- 68歳:5万9194円
- 69歳:5万8972円
※65歳未満の国民年金の受給権者は、繰上げ支給を選択した者
4.2 【年金一覧表】70歳代:国民年金の平均月額はいくら?
- 70歳:5万8956円
- 71歳:5万8569円
- 72歳:5万8429円
- 73歳:5万8220円
- 74歳:5万8070円
- 75歳:5万7973円
- 76歳:5万7774円
- 77歳:5万7561円
- 78歳:5万7119円
- 79歳:5万7078円
4.3 【年金一覧表】80歳代:国民年金の平均月額はいくら?
- 80歳:5万6736円
- 81歳:5万6487円
- 82歳:5万6351円
- 83歳:5万8112円
- 84歳:5万7879円
- 85歳:5万7693円
- 86歳:5万7685円
- 87歳:5万7244円
- 88歳:5万7076円
- 89歳:5万6796円
国民年金(老齢基礎年金)の年金月額は、65歳以降のどの年齢でも5万円台となっています。60歳から64歳までは、繰上げ受給を選択した人の平均年金月額であり、受給開始を早めた月数に応じて減額率が適用されています。
国民年金(老齢基礎年金)は、年金保険料を480カ月の全期間納付した場合、65歳から「満額」の年金額を受け取れます。未納分は満額から差し引かれる仕組みです。
次に、厚生年金を上乗せして受給できる場合の各年齢における平均月額を見ていきましょう。
※国民年金保険料・老齢基礎年金の満額:国民年金保険料は、2024年度1万6980円・2025年度1万7510円、国民年金(老齢基礎年金)の満額は、2024年度6万8000円・2025年度6万9308円です。