4.1 貯蓄が多い人の習慣(3)欲しいものリストで計画的に買い物をする
いつの間にか支出が膨らんでしまう人がやりがちなのが、「ご褒美」と称した買い物の回数が多いことです。
毎日頑張って働いているからこそ、「たまには高価なものを買いたい」と思う気持ちは否定できません。
しかし、その回数が多ければ毎月の家計を圧迫する大きな要因となってしまいます。
一方、貯蓄が上手な人は、気持ちを優先した衝動買いはあまり行いません。欲しいものはあらかじめリスト化しておき、そのために必要な金額を計画的に準備します。
年間の支出を上手にコントロールするためにも、欲しいものを思いつきで購入するのではなく、前もってリスト化したうえで「いつ頃購入するか」と計画しておくとよいでしょう。
5. 小さな習慣から見直してみよう
貯蓄が多い人は、決して豊かな収入がある人ばかりではありません。
中には、限られた収入の中でも上手にやりくりをして貯蓄に取り組んでいる人も多くいます。
貯蓄に苦手意識を持っている人は、まず日頃の習慣から見直してみて、「なぜ支出が増えやすいのか」ということを把握してみるとよいでしょう。
参考資料
椿 慧理