3. 貯蓄が多い人の習慣(1)家計簿アプリを活用する

貯蓄に取り組むときに、まず重要となるのが家計の収支を把握することです。

たとえば「毎月どれくらいの光熱費を支払っているか」と聞かれて、スムーズかつ正確に答えられるでしょうか。

収入については把握している人が多くても、支出を正しく把握している人はそう多くありません。

最近では家計簿をつけられるアプリも増えており、貯蓄上手な人はそうしたサービスを上手に活用しています。中には、銀行口座やクレジットカードと連携できる機能もあり、手軽に家計簿をつけることができます。

「毎月つい支出が膨らんでしまう」という人は、まずどのような項目で支出が多いのか確認してみるとよいでしょう。

4. 貯蓄が多い人の習慣(2)先取り貯蓄を行う

先取り貯蓄も大切な取り組みのひとつです。先取り貯蓄とは、収入が入った時点で一定額を貯蓄に回す方法です。

貯蓄に取り組むとき、「給料日前に余った金額を貯蓄へ回す」というスタイルをとっている人も珍しくありません。

しかし、そうすると支出が増えた月はまったく貯蓄ができないということも起こり得ます。

計画的に貯蓄を行っている人は、収入が入ったらまず一定の金額を貯蓄に回し、残った金額で生活費をやりくりします。

「なぜかなかなか貯蓄が増えない」という人は、毎月の貯蓄額を明確にして、給与を受け取った段階で別の口座に移すなどの取り組みを始めてみましょう。