4月は新年度のスタートとともに、資産形成を見直す良いタイミングです。「1億円以上の資産を持つ人はどれくらいいるのか」「自分も目指せるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実際、日本では純金融資産1億円以上を保有する世帯は全体の数%にとどまる一方、その数は徐々に増加しています。
本記事では、日本の富裕層の実態をデータから整理し、資産形成に役立つ具体的な行動についてわかりやすく解説します。
1. 【日本の富裕層事情】純金融資産1億円以上の世帯は全体の「約3%」
世間一般で広く使われている「富裕層」という言葉ですが、実は明確な基準が定められているわけではありません。
ひとつの指標として、野村総合研究所の推計では、保有する純金融資産が1億円以上の世帯を「富裕層」、5億円以上を「超富裕層」と定義しています。このデータによると、両者を合わせた世帯数は日本全国で165万3000世帯となりました。
【写真全3枚中1枚目】富裕層の定義と割合。2枚目では保有資産規模と世帯数の推移から「富裕層」が増えた理由を考察1/2
出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計
この「純金融資産1億円以上の世帯(超富裕層と富裕層の合計)」は、日本全体の世帯数のおよそ3%に相当します。資産1億円の大台を保有する世帯がいかにごく限られた層であるかが、このデータからうかがえます。