4. 先が見えない物価高。家計や年金以外の収入、貯蓄の見直しを

物価高に対して年金は3年度連続で増額となっていますが、いずれもマクロ経済スライドの調整により、実質的には目減りです。

物価高の負担は厳しい一方で、物価高に対する対策を考える必要はあるでしょう。

すぐにできるのは支出を見直して減らすこと。スマホや電気代、保険、サブスクなどの固定費を見直すことで支出が減る場合もあるでしょう。

一度契約内容を変えれば後は継続的に節約できますから、これを機に見直されてはいかがでしょうか。

ほかにも食費や家具・家電、住まい、車など、生活のダウンサイジングをおこなうことで生活費が減らせる場合もあります。

収入を増やす方法もあり、それには自身で働くのが一つ。

現代はさまざまな働き方や職種など選択肢が増えています。副業や隙間時間で働ける仕事もありますし、自宅でできる仕事もあります。仕事の情報収集をするだけでも選択肢は広がるでしょう。

収入を増やす方法としてはほかに、資産運用でお金に働いてもらう方法もあります。新NISAのように運用益が非課税で運用できる制度もあり、昔に比べて資産運用をおこないやすくなりました。

ただしリスクがあるので、しっかりと情報収集をして自身に合った運用をおこなうことが大切です。

ご自身に合った対策を考えてみましょう。

参考資料

宮野 茉莉子