3. 「住民税非課税世帯」とは《均等割・所得割ともに支払いが免除となる世帯》
住民税は、自分が住む市区町村や都道府県に納める税金で、地域の公共サービスやインフラ整備の財源として使われます。個人住民税は下記の二つに分かれています。
均等割:所得に関係なく一律で課税
- 均等割の標準税率(年額):市町村民税3000円+道府県民税1000円(2024年度からは森林環境税1000円が上乗せ)
所得割:所得に応じて税額が決まる
- 所得割の標準税率:市町村民税6%+道府県民税4%
このしくみにより、それぞれの収入に応じた負担額が決まるのです。さらに低収入で支払いが難しい世帯は「住民税非課税世帯」に区分され、所得割と均等割ともに納付が免除されます。
次では、この「住民税非課税世帯」に該当する所得・収入の目安についても見ていきます。