2. 【新NISA】40歳~65歳まで老後2000万円をシミュレーション。年利ごとに必要な月の積立額はいくら?

新NISAのつみたて投資枠では、毎月一定額を買い付ける積立投資をおこなうことができ、長期的な資産形成に向いています。

公的年金は基本的に65歳から受給開始となっており、65歳からを老後と考える方もいるでしょう。

今回は40歳から65歳まで、一時期話題になった老後2000万円を貯める場合について、年利別にわけて月の積立額がいくらになるかをシミュレーションします。

つみたてシミュレーション

つみたてシミュレーション

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

2.1 40歳~65歳までで老後2000万円:年利別の月の積立額

  • 年利1%:5万8708円
  • 年利2%:5万1438円
  • 年利3%:4万4843円
  • 年利5%:3万3585円
  • 年利7%:2万4690円

年利別にみると月の積立額は年利1%であれば約6万円近くですが、年利3%だと約4万5000円となり、年利7%では約2万5000円となりました。資産運用をおこなうことで、効率的に貯蓄がおこなえることがわかるでしょう。

ただし、投資にはリスクがつきものですし、運用成果も後にならなければわかりません。

つみたて投資枠の商品は301本あります(2024年10月24日時点)。それぞれ対象となる金融商品や地域などによってリスクはさまざまです。

新NISAは運用益にかかる税金が非課税になるため、そのメリットを生かすのであればリターンが見込める運用も一つですが、一方で見込めるリターンが大きいほどリスクも大きくなりますし、老後資金など使用目的が決まっていると積極的にリスクを取りにくいところもあるでしょう。

シミュレーションを重ねるとともに、リスクがあるからこそしっかり情報収集をして、ご自身に合った納得できる金融商品を選ぶことが大切です。