日本では高齢化と長寿化が進み、多くの人が引退後の生活をより充実させたいと考えています。
厚生労働省の統計によると、2023年時点での65歳の平均余命が男性で約19年、女性で約24年となっています。ここからも、65歳以降の老後の生活設計をすることの大切さが窺えます。
しかし、65歳以降は主に年金収入で生活することになるため、それまでの貯蓄と年金だけで生活が成り立つかどうか不安を抱く方も少なくありません。
今回は、65歳以上の無職夫婦世帯を対象に、平均的な貯蓄額と毎月の標準的な収支について、統計データを基に解説します。
貯蓄額や収支の金額は世帯によって異なるため、今回のデータはあくまで目安として捉えて、皆さまの老後生活の計画の指針にしていただければと思います。ぜひ参考にしてください。