12月17日、経済対策に重点を置いた補正予算案が可決・成立し、非課税世帯への3万円給付が決定しました。具体的な手続き方法など、詳細の発表が待たれるところです。
国や地方自治体から受け取れる給付金は、対象世帯に手続きに関する書類が送られてくる場合が多くあります。
しかし、受け取った側が申請書を提出しないと手続きが進まない場合もあります。
郵送物を見落としてしまったり、届いたことに気付かないでいると、手続きの締め切りを過ぎてしまうことも。
また、各自治体が独自に実施している支援策もたくさんありますが、その自治体に居住する全ての人が知っているかというと、そうではない場合もあります。
そこで今回は、シニア世代を対象とする給付金や制度についてご紹介します。該当する給付金があるかどうかチェックしてみくださいね。
1. 申請しないともらえない「お金」、シニアを支援する給付金や制度は?
シニア世代を支援するため、国や自治体から支給される給付金、または制度にはさまざまなものがあります。下記は一例です。
1.1 シニアの生活を支える「お金」
- 年金生活者支援給付金
1.2 シニアの医療・介護負担を軽減する「お金」
- 高額介護サービス費
- 高額医療・高額介護合算制度
- 特定入所者介護サービス費
1.3 シニアの就職を支援する「お金」
- 高年齢雇用継続基本給付金
- 高年齢再就職給付金
- 高年齢求職者給付金
これらを受け取るには、対象者に送付される申請書類を提出する必要がありますが、自分で申請を行って手続きをおこなう場合もあります。
次章より、それぞれの給付金や制度について詳しくみていきましょう。