多くの企業がボーナス支給を行う12月。「去年よりもボーナスが増えた」という人も多いかもしれません。
ボーナスの支給によって預金残高が増加したときに知っておきたいのが、1000万円を超えたときの取り扱いについてです。
本記事では、預金1000万円を超えたときの銀行側の対応や考えておくべきリスクについて紹介します。
記事の後半では、預金1000万円を超えたときの選択肢についても紹介しますので、資産を管理するうえでの参考にしてください。
1. 預金1000万円を超えても必ず銀行から電話がかかってくるわけではない
よく「預金1000万円を超えると銀行から電話がかかってくる」という話を聞くことがあります。
元銀行員の筆者の経験上、これは必ずしも正しいとは言い切れません。
というのも、預金1000万円を超えたときの対応は銀行によってそれぞれ異なるためです。中には、顧客へ電話連絡を行う銀行もありますが、これにはいくつかの理由があります。
次の章でくわしく紹介していきましょう。