2.2 40歳代〜70歳代の「貯蓄ゼロ」の割合
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」による、40歳代〜70歳代の「貯蓄ゼロ(金融資産非保有)」の割合は下記のとおりです。
年代が高くなるにつれて、貯蓄ゼロ世帯の割合も減少傾向にあるものの、60歳代・70歳代でも2〜3割の世帯が貯蓄が全くない世帯となっています。
2000万円を準備できている世帯の割合も2〜3割であったことから、「貯蓄が十分にできている世帯」と「貯蓄が十分ではない世帯」で二極化が進んでいることがみてとれます。
ここまでの内容をみて「しっかりと老後のために貯蓄を進めておきたい」と感じた方もいるのではないでしょうか。
では、具体的に毎月いくら貯蓄すべきなのでしょうか。
次章では、各年代における手取り収入からの貯蓄割合を確認していきましょう。