1.2 つみたて投資枠・成長投資枠で積立投資が可能
新NISAには前制度の特徴を引き継ぐ「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が設定されています。以前のNISAでは、同時に両枠を使用することができませんでしたが、新NISAでは併用が可能です。
また、それぞれの枠で積立投資ができることに加え、国内外株式の積立投資もできます。
1.3 NISAで購入できる商品は?
現在、つみたて投資枠で購入できるのは、一定の条件を満たした投資信託とETFです。インデックスファンドを中心にラインナップ数は301本ありますが(2024年10月24日現在)、金融機関によって取り扱い本数は異なります。
一方、成長投資枠では、つみたて投資枠で購入できる投資信託やETFを購入できるほか、アクティブファンド、国内外株式、REITなど、幅広く商品を選択することができます。
NISAでは、つみたて投資枠、成長投資枠ともに、長期・分散・積立投資に向いている商品が投資対象商品となっているため、株式なら監理・整理銘柄、投資信託であればデリバティブで運用されている商品などは対象外です。
たとえば、ベンチマークの数倍となる運用成果を目指すブル・ベアファンドなどは、NISA口座で購入することはできません。