政府ではiDeCo(イデコ)の掛け金の限度額を引き上げる議論が始まっています。

iDeCoは企業型確定拠出年金に加入しているかどうかに関わらず、資産形成として利用することができる制度です。

iDeCoも新NISAと同様に非課税枠のある投資制度であることから注目を集めています。

ただ、「本当に得するの?」「結局、儲かるの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。

今回は、iDeCoで運用した結果、2024年11月27日時点で運用資産残高1000万円を突破(下記画像)したRさん(40代・男性・会社員)に、iDeCoで長期投資するにあたって意識していたことなどをインタビューしました。

【写真5枚】Rさん(40代・男性・会社員)の資産状況。後半では長期投資やiDeCoの概要もご紹介

iDeco資産状況の画像

出所:LIMO編集部

1. Q1. 市場環境の変化に応じて、どのように投資戦略を調整しましたか?

ー iDeCoは長期投資なので、途中で市場の環境の変化は起きますが、どう投資戦略を変えていましたか

相場が好調な時は、iDeCoの資金を全て100%株式型の投資信託に切り替えました。基本は、米国株と世界株中心に運用しています。

相場が過熱しているときは、100%保有していた株式型の投資信託の一部を売却し、元本確保型を増やしています。

基本的には、市場の環境の変化に合わせて元本確保型の比率をコントロールするようにしています。