2.4 4.児童手当の所得制限があった世帯
高所得を理由に、児童手当の所得制限があった世帯も、12月の支給月から児童手当が増額されます。
以前までの児童手当では、所得が一定額を超えている世帯の場合、児童手当の支給額に「所得制限」が設けられていました。
しかし、2024年10月以降からは、この児童手当の「所得制限」が撤廃され、誰でも平等に児童手当を受け取ることができるようになります。
上記から、今まで所得制限によって児童手当が少なくなってしまっていた世帯は、拡充後の支給分からは増額が期待できるでしょう。
3. 児童手当の対象世帯は必ず支給額を確認しておこう
本記事では、児童手当の拡充後の内容について紹介しつつ、増額の対象となる世帯の特徴について紹介していきました。
10月から拡充となった児童手当ですが、実際にその額が反映されるのは「12月の支給日(10月分・11月分)」からとなります。
世帯によっては増額されている可能性もあるため、児童手当の対象世帯は、児童手当の支給日に必ず支給額を確認しておけると良いでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「「こども未来戦略方針」~ 次元の異なる少子化対策の実現のための 「こども未来戦略」の策定に向けて ~」
- こども家庭庁「児童手当制度のご案内」
- こども家庭庁成育局成育環境課児童手当管理室「全国こども政策主管課長会議」
- こども家庭庁「もっと子育て応援!児童手当」
和田 直子