2. 12月の支給から「児童手当が増える」世帯はどんな世帯?
児童手当の拡充に伴い、12月の支給から「児童手当が増える」世帯は、主に下記4つのケースに該当する世帯です。
- 高校生の児童がいる世帯
- 第3子以降の児童がいる世帯
- 多子世帯で22歳年度末を迎えるまでの子どもがいる世帯
- 児童手当の所得制限があった世帯
順に詳しく解説していきます。
2.1 1.高校生の児童がいる世帯
今回の児童手当の拡充により、児童手当の支給対象が「高校生まで(18歳の誕生日後の最初の年度末まで)」に拡大しました。
従来は「中学生まで」が支給対象であり、高校生がいる世帯は中学校修了後に児童手当を受け取ることができませんでした。
しかし、10月以降の児童手当には高校生も対象に含まれるため、高校生がいる世帯は12月の支給日から児童手当の支給額が増えることになるでしょう。
2.2 2.第3子以降の児童がいる世帯
拡充前までは、第3子以降の支給額は「1万円〜1万5000円」となっていましたが、10月以降からは一律3万円に支給額が増額します。
支給額の拡大に伴い、第3子以降の児童がいる世帯では、1万5000円〜2万円ほど手当が増えることになります。