4. 資産運用のポイントは「出口」と「時間」
資産運用で大切なことは、「出口」と「時間」です。
新NISA制度は「出口」の部分で税金がかからないという点で、メリットが大きいといえます。
「時間」については、早く始めるほど複利の効果が高まり、運用成績が向上します。
新NISAは恒久化される予定なので、早めに始めて運用期間を長く用意することが大切となります。
「いつかはじめよう」と思いながら始めるきっかけを見失うことがないよう、リスクを理解し、情報収集を行い、ご家庭の状況に合わせて計画を立てましょう。
5. 新NISAのよくあるご質問(FAQ)
新NISAでよく寄せられる質問にお答えします。
5.1 Q1.非課税保有限度額が1800万円ですが、つみたて投資枠や成長投資枠だけで使い切ることはできますか?
A1.つみたて投資枠だけで1800万円を使い切ることはできます。
一方で成長投資枠の非課税保有限度額は1200万円となっています。
5.2 Q2.非課税保有限度額は買付額ベースで管理されますか?
A2.「買付け残高(簿価残高)」で管理されます。また、NISA口座内の商品を売却した場合には、その商品の簿価分の非課税枠が再利用できるようになります。
5.3 Q3.非課税保有限度額を管理するとのことですが、金融機関は変更できますか?
A3.金融機関は変更できます。非課税保有限度額については国税庁において一括管理を行います。なお、金融機関変更の方法やスケジュールはご利用の金融機関で事前に確認しましょう。