お給料が振り込まれた後、明細を見て「こんなに引かれるの!?」と感じたことはあるでしょうか。

税金や社会保険料が控除されて、思っていたより手取り額が少ない場合もあったと思います。

でも実は、老後に受け取る年金からも税金が引かれるんです。税金に良いイメージが湧かないのも仕方ないですよね。

そんな中、最近注目されているのが「新NISA」です。投資で得た利益に税金がかからない「非課税」というのは、嬉しい仕組みです。

そこで今回は、ニュースやテレビでも話題になる「住民税非課税世帯」について、具体的な条件やポイントを一緒に確認していきます。

さらに、住民税非課税世帯が多いと言われる70代の預貯金事情も探ってみましょう。データも交えながらお話ししますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

1. 物価高による「家計負担」は増える一方…。

物価の高騰が続く中で、家計の負担は一層重くなっています。

2024年度の年金は2.7%の増加がありましたが、物価の上昇に十分には追いついていない状況です。

たとえば、2024年8月の消費者物価指数は、前年同月比で3%上昇しました。

このような情勢をふまえ、「住民税非課税世帯」に該当する世帯に対して給付金が決定しています。