秋から冬は太陽の位置が低くなり、日照時間も短くなる季節。そのため、庭によっては日当たりが悪くなったり、気温が下がりやすくなったりして、植物にとって過酷な環境になりがちです。

このような場所では、耐陰性だけでなく耐寒性がある植物を育てるのがおすすめ。また、植えっぱなしでも育てられる常緑のカラーリーフであれば、庭の見た目も寂しくなりません。

そこで今回は、冬から早春の日陰を彩る常緑のカラーリーフについて紹介します。

1. この記事で紹介する「植えっぱなしOKで冬〜早春の日陰を彩る常緑カラーリーフ」

【写真1枚目/全9枚】2枚目以降では、植えっぱなしで冬~早春の日陰を彩る常緑カラーリーフ7選をご紹介します1/9

日陰の花壇に植えられている満開のアジュガと赤い葉のヒューケラ

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1.1 《半日陰》でも育つ常緑カラーリーフ

  • ヒューケラ
  • ロフォミルタス・マジックドラゴン
  • リシマキア
  • ハツユキカズラ
  • セイヨウイワナンテン

1.2 《日陰》でも育つ常緑カラーリーフ

  • アジュガ
  • ヤブラン

記事の最後では、半日陰と日陰の違いについてもわかりやすく解説します。それではさっそく見ていきましょう。

2. 植えっぱなしOK!冬〜早春の《半日陰》を彩る常緑カラーリーフ5選

2.1 ヒューケラ

ニュアンスカラーも豊富!品種の多いカラーリーフ「ヒューケラ」2/9

紫、赤、オレンジ、黄色の葉を広げている色とりどりのヒューケラ

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定番リーフプランツのヒューケラは、カラフルな葉色が楽しめる多年草。植えっぱなしでも育てることができ、冬も葉を落とすことなくガーデンを彩ります。

ヒューケラはニュアンスカラーの品種が豊富なので、ヒューケラ同士を組み合わせてみるのも素敵です。花が咲きにくい日陰の庭を明るく演出することができますよ。

※参考価格:500円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 ロフォミルタス・マジックドラゴン

秋になるとピンクや赤に色づく小葉がおしゃれな「ロフォミルタス・マジックドラゴン」3/9

緑や赤の葉をつけているロフォミルタス・マジックドラゴン。葉の縁は白色。

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形のよい小葉がおしゃれなロフォミルタス。低木に分類され、冬も葉が茂る常緑植物です。なかでも「ロフォミルタス・マジックドラゴン」は、秋になるとピンクやレッドに色づく葉が楽しめる品種。半日陰では花つきが悪くなる場合もありますが、美しい葉は十分に楽しめます。

耐寒性もあり、温暖地では戸外で栽培可能です。寒さが厳しい地域では、冬は室内に取り込んで様子をみましょう。

※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)

2.3 リシマキア

品種が豊富でどれも葉色が美しい「リシマキア」4/9

淡い緑色に濃いピンク色の斑が入ったリシマキアの葉。明るい黄緑色の葉もつけている

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リシマキアは日陰でも育てやすい多年草。明るい日陰や半日陰が生育に適しており、日陰の庭のグランドカバープランツとしても重宝します。

イエローの明るい葉色が特徴的な「リシマキア・リッシー」、ダークカラーの葉色がおしゃれな「リシマキア・ミッドナイトサン」などがあり、いずれも美しい葉が楽しめます。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.4 ハツユキカズラ

ピンク→白→緑と変化する葉がカラフルな「ハツユキカズラ」5/9

ピンク、白、緑の葉をつけているハツユキカズラ

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グリーン、ホワイト、ピンクの葉色がカラフルな印象のハツユキカズラ。常緑のつる植物なので、グランドカバーやハンギング、フェンスに絡ませて目隠しにするなど、さまざまな楽しまれ方をしている植物です。

通常のハツユキカズラは日陰だときれいに発色しないこともありますが、「ジューンブライド」は日陰でもホワイトの葉色が美しい品種。耐寒性もあり、冬のシェードガーデンにおすすめです。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

2.5 セイヨウイワナンテン

常緑ながら鮮やかな秋の紅葉も楽しめる「セイヨウイワナンテン」6/9

赤く色づいた葉にクリーム色の斑が入っているセイヨウイワナンテン

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セイヨウイワナンテンは美しい葉色が特徴の常緑低木です。春や夏は清々しいグリーンの葉、秋になると紅葉も楽しめます。

形のよい葉が密に茂るため、秋の紅葉はとくに見ごたえがあります。矮性種も出回っており、コンパクトに育てることができるのも嬉しいですね。

※参考価格:500円~2000円前後(3号ポット苗)

3. 植えっぱなしOK!冬〜早春の《日陰》を彩る常緑カラーリーフ2選

3.1 アジュガ

品種が豊富で葉も花もおしゃれな「アジュガ」7/9

青い小花を穂状に咲かせているアジュガ。葉は紫がかった濃緑

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グランドカバーとして重宝するアジュガも、日陰で育てることができる植物。品種が多く、明るい葉色からシックな濃い葉色まで楽しめます。葉は冬も枯れることがなく、春には美しい花も開花します。

アジュガは暑さに弱く、乾燥が苦手です。適度に湿り気があり、夏は涼しいところを選んで育てましょう。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

3.2 ヤブラン

スタイリッシュな細長い葉で日陰を彩る「ヤブラン」8/9

紫色の花を穂状に咲かせているヤブラン。葉は細長く、縁がクリーム色。

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グランドカバーとして植えられることが多いヤブランは、非常に育てやすいリーフプランツです。スッと伸びる細長い葉がスタイリッシュで、地植えや鉢植えでも楽しめます。

明るい葉色が美しい「ピュア・ブロンド」は、白みがかった葉色が珍しい品種。シェードガーデンをおしゃれな雰囲気に演出します。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

4. まとめにかえて

今回は、冬から早春の日陰を彩る常緑のカラーリーフについて紹介しました。

冬の日陰は気温が下がりやすく、植物にとっては過酷な環境です。庭の環境にもよりますが、日陰の庭で植物を育てるなた、ある程度の寒さ対策はおこなっておいたほうが安心です。

寒さ対策には植物に寒冷紗をかけたり、株元のマルチングがおすすめ。他にも、最初から鉢植えで育てるという方法もあります。寒さを避けて移動させやすくなるほか、鉢を重ねる「二重鉢」にすれば、冷たい外気から植物を守ることも可能です。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い9/9

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

LIMO編集部