もうすぐ年末、何かと物入りな時期です。年始には「今年こそお金を貯めよう」と考える方が多いものですが、物価高の進む2024年でどれほどの方が達成できたでしょうか。

貯金を進まる上で「収入を増やす」「支出を減らす」「資産運用でお金を増やす」が重要ではありますが、世の中の動きや制度に敏感であることも大切です。

ただしく情報を手に入れることで、無駄な支出を抑える効果もあるでしょう。

本記事では、今年の社会の振り返りのひとつとして「健康保険証とマイナンバーカードの一体化」を確認します。

漏れなく後期高齢者医療制度も一体化の対象となっていますが、高齢者が支払う保険料が平均でいくらなのかにも注目しましょう。

1. 【2024年12月】健康保険証とマイナンバーカードが一体化

2024年12月2日、マイナンバーカードと健康保険証が一体化されました。

医療機関や薬局で受付する際は、顔認証付きカードリーダーを使ってマイナンバーカードにて受診するようになりますす。

マイナ保険証のメリットとして、政府は以下の4点をあげています。

1.1 メリット1:医療費控除の申告が簡単になる

確定申告で医療費控除の手続きをする場合、マイナポータルを通じて申告が簡単になります。