転職したい!雇用形態や立場によって異なる転職先の求人の探し方

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はじめに

転職を決心した時は、まず、どのような雇用形態での転職を希望するのかを明らかにしましょう。その上で、今の自分の立場と、今後どのようにして働いていきたいかをふまえて、希望する雇用形態に応じた求人情報を探していくのがベストです。

なお、希望する雇用形態によって、求人情報探しのポイントは異なります。転職活動に臨む前に、まずはそれらのポイントを押さえておきましょう。

目次

1. 立場によって異なる転職のための準備
2. 正社員として働きたい場合の転職先の探し方のポイント
3. アルバイト・パートとして働きたい場合の転職先の探し方のポイント
4. 派遣社員として働きたい場合の転職先の探し方のポイント
5. 女性が転職先を探すときのポイント
6. 主婦が転職先を探すときのポイント
7. 転職で悩んだときには相談しよう

1. 立場によって異なる転職のための準備

転職するときには、まず、今勤務している会社において退職手続きをしなければなりません。退職手続きは、現在働いている立場によって若干異なります。

正社員

退職届を出した上で、退職日と最終出社日を決定します。なお、最終出社日までに、今まで自分が行ってきた業務を後任に引き継いでもらう必要があります。業種によっては引き継ぎに何ヶ月もの時間がかかることもありますので、早めの意思表示と引き継ぎ準備を心掛けたほうがよいでしょう。

アルバイト・パート

引き継ぎは不要のケースが多いようですが、会社に対して、いつまで働くのかの意思表示をする必要があります。ただし、人材の補充が間に合わず、希望通りの日に辞めることが難しい場合もあります。辞める希望日だけではなく、最大いつまでなら働くことができるという点も、あらかじめ考えておいたほうがよいでしょう。

派遣社員

派遣社員は、働いている会社(派遣先)ではなく、派遣元である派遣会社に所属しています。派遣先での仕事は、派遣先と派遣会社が交わした雇用契約に基づいて期間が決められていますので、原則として、雇用契約中は派遣社員が勝手に退職を決めることはできません。このため、通常は派遣先との雇用契約が満了の時点で、派遣元との契約を終了するというのが通例です。ただ、妊娠や出産、配偶者の転勤といったやむを得ない事情があるときはこの限りではありません。この場合は、退職を決意した時点で、早めに派遣会社の担当者に相談をしておくことをおすすめします。

転職先を探すタイミングとしては、「いったん退職をしてから探す」「在職中に探す」の2通りがあります。なお、後者の場合は、転職エージェントを利用し、事前に内定までもらっておくというケースが多いようです。ただ、この場合、入職日までに退職できるよう、慎重に手続きを進めておく必要があります。

2. 正社員として働きたい場合の転職先の探し方のポイント

正社員として働きたい場合、転職先を探す方法として、以下のようなものが考えられます。

転職サイト・転職エージェント

求人情報を出している企業の情報を掲載しているだけの転職サイトもありますが、最近では、転職エージェントが転職サイトを運営していたり、転職エージェントを紹介してくれるサイトも多く、転職エージェントを利用する人も増えてきています。

転職エージェントでは、自分のキャリアや興味、給与や勤務条件など希望する待遇について、あらかじめ登録しておくと、条件に近い求人を紹介してもらうことができます。なかには、特定の業界や職種に特化しているところもあるので、専門性の高い能力やキャリアを持っている人は、そのようなところを活用すると、より希望に近い求人を見つけられることができるかもしれません。また、転職エージェントは、応募書類の書き方の指導、面接対策などの相談といったサービスも行ってくれるので、転職活動においては、非常に頼りになる存在といえます。

ハローワーク

求職支援を行う公的機関です。転職サイトには掲載されないような中小企業などの求人を、たくさん見つけることができるのが魅力です。なお、ここで見つけた応募をする場合は、ハローワークが発行した紹介状が必要となります。

ハローワークでは、転職エージェントと同様、応募書類の書き方の指導、面接対策などの相談のほか、就職をしたい人向けの職業訓練なども行っています。入学選考はありますが、すべて無料で受けることができるため、お金がないけれど転職に必要なスキルや資格を得たいという人には嬉しいサービスといえます。

転職フェア・転職セミナー

即戦力として、中途採用で正社員を獲得したいと考えている企業は数多くあります。このため、転職希望者向けの合同説明会やセミナーが、あちこちで頻繁に開催されています。参加することで、転職のためのノウハウを手に入れることができるという点も魅力的なイベントといえます。都合がつくのであれば、できるだけ参加してみることをおすすめします。

3. アルバイト・パートとして働きたい場合の転職先の探し方のポイント

アルバイトやパートで働きたいと考えている人も、正社員希望の人と同様、転職サイトを利用する事ができます。ただ、アルバイトやパートを希望する場合は、雇用形態を問わずに求人をだしている総合的な転職サイトよりも、アルバイトやパートの求人に特化しているサイトを利用するのがおすすめです。

アルバイトやパートの求人に特化しているサイトでは、求人の検索条件として、一週間の最低勤務日数や一日の最低就業時間などといった、アルバイトやパート特有の条件が充実している点が魅力といえます。

アルバイトやパートとして転職を希望するときは、働き方の条件として、何を重要視するかという点について、あらかじめよく考えておいた方がよいでしょう。例えば、求人には短期のものもあれば、長期でほぼ無期限で働くことを前提としているものもあります。短期のものはスポット的に働くことができる上、時給も高めのものが多いので、短期間でたくさん稼ぎたいという人向けといえます。一方、長期のものは、多少時給が低めでも、安定して稼ぎたいという人に向いています。できるだけ長時間働きたいと思う時は、職場を自宅の近くにして通勤時間を節約するという手もありますし、短時間でも効率よく稼ぎたいというときは、高時給の夜間の仕事を選ぶといった選択肢もあります。

4. 派遣社員として働きたい場合の転職先の探し方のポイント

ここでは、すでに派遣社員として働いている人が、所属する派遣会社を変えるというケースについて考えてみます。

派遣会社には、それぞれ得意とする派遣先があります。このため、派遣社員が転職をする場合は、自分の能力やキャリア、興味などを加味して、働いてみたい派遣先が多い派遣会社を選ぶことが重要になります。

また、未経験の職種に挑戦したいと考えているときには、派遣前の研修制度が充実している派遣会社を選ぶのがおすすめです。医療分野やIT系など、専門性の高い分野向けの派遣会社の場合には、資格の取得や講習への参加などを支援してくれるところもあります。

なお、派遣会社によって、派遣先を選ぶシステムも異なります。求人を自分で選んで応募するところもありますし、派遣会社の担当者が派遣社員の適性を判断して求人を紹介するという方式をとっているところもあります。とりあえず、どんな会社から依頼が来ているのか、すべて見たいという人は、前者のシステムを取っている派遣会社を選ぶとよいでしょう。
また、福利厚生の違いもチェックしておきたいポイントになります。大手の派遣会社の中には、独自の福利厚生を提供することで、派遣社員のモチベーションを保つ工夫をしているところもあります。

最終的な判断基準として念頭に置いておきたいこととしては、「派遣会社の担当者との相性」があります。派遣会社の担当者には、派遣先でのトラブルのフォローなども行ってもらうことになります。気軽に相談できる人がいるところなら、安心して長く働くことができるのではないでしょうか。

5. 女性が転職先を探すときのポイント

女性の転職においては、結婚、妊娠、出産などのライフイベントが大きくかかわってきます。女性が転職するときは、自分自身が描くライフプランを明らかにしてから、転職先探しを始めましょう。

おすすめなのは、女性向けの転職サイトや転職エージェントを利用することです。女性向けの転職サイトや転職エージェントを利用する大きなメリットとしては、女性向けの求人に特化して、女性の需要が高い職場や、女性に人気の職種の求人ばかりを集めていることから、男女差別を受ける心配がないという点があげられます。また、女性向けの転職サイトや転職エージェントは、働く女性のための情報をよく発信していますから、これからのキャリアプランを立てる上の重要な情報源にもなります。

「結婚によって、夫の仕事を優先しなければならなくなった。」という女性は少なくありません。将来的に結婚を考えている人は、勤務地や勤務時間を選ぶことができる転職先を探すとよいかもしれません。逆に、夫が転勤しない職業だった場合は、自分も転勤のない転職先を選んだほうが、お互いの負担を減らすことができます。

出産をして、育児がはじまると子どものために時間をとられることが多くなります。出産を考えている人は、育児休暇や時短勤務制度、託児施設を併設など、仕事と家庭と両立しやすい工夫がされている職場を探すとよいでしょう。

6. 主婦が転職先を探すときのポイント

主婦は、家事や育児のために時間を多く費やすということが多いものです。転職活動の前に、どのぐらいの時間を仕事に充てることができるのかをきちんと考えておくことが重要です。

時間的な都合を考えると、主婦が転職先を探すという場合は、パートタイマーとしても転職を選んでしまいがちといえます。しかし、時短勤務制度を積極的に運用しているところを選べば、正社員としての応募も採用の可能性があります。なお、ひとくちに時短勤務といっても、その内容は会社によって異なります。自分が希望している内容と、相違がないかをきちんと確認してから、応募するようにしましょう。

しばらく離職していたという人の場合には未経験可、ブランク可といった条件が提示されている求人に着目すると、採用されやすいかもしれません。ブランク研修を行ってくれる、転職エージェントを使うのもひとつの手といえるでしょう。

転職エージェントを使うと、離職前のキャリアを考慮してもらうことができる転職先を探してもらえたり、転職エージェントによっては、応募しようとする転職先に、勤務時間の交渉をしてくれたりといったサービスを受けることができます。

子供がまだ小さい場合には、子供の病気などで、遅刻や早退、欠勤を余儀なくされる場合もあります。子育て経験者が多いなど、育児に対する理解がある転職先を選ぶと、働きやすいかもしれません。

7. 転職で悩んだときには相談しよう

転職について悩んだときには、プロによるコンサルティングを受けることがおすすめです。以下は、すべて無料で相談することができるところです。

転職エージェント

求人情報の読み方などの基礎的なものから、自分の適性やキャリアプランについてのアドバイスをもらうこともできます。

合同説明会や転職セミナー

多くの場合、キャリアアドバイザーへの相談コーナーが設けられています。転職に関するあらゆる悩みについて、相談に乗ってもらうことができます。

ハローワーク

予約をすれば、専門員に転職に関する相談ができます。自分の適性についての悩みや、転職に関する不安などに対して客観的な立場からアドバイスをもらうことができるのが魅力といえます。

おわりに

転職活動においては、正社員、パートやアルバイト、派遣社員といったどの雇用形態を希望するかによって、求人の探し方も変わってきます。特に女性の場合は、ライフイベントや家庭の事情を考慮した上で、転職活動をすすめなければならないことも多く、どの雇用形態を選ぶのかが重要なポイントとなります。悩んだときには相談窓口を上手に利用するなどして、納得できる転職先を探してゆきましょう。

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LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。