厚生労働省の「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によると、65歳以上の高齢者世帯の59.0%が「生活が苦しい」と回答しています。
なお、前年度の同調査と比べて、生活が困窮した高齢者世帯が10ポイント以上増加傾向となっています。
この背景には、近年続く物価高の影響から、年金が実質目減りとなっていることが要因の一つとして考えられます。
「老後は年金で悠々自適に生活する」と考えている方もいるかもしれませんが、現代では低年金が続いていることから、年金だけで100%生活できる人はそう多くはありません。
そのため、老後も就労したり、貯蓄を取り崩したりしながら、老後生活を送る必要があります。
では、老後を目前に控えた50歳代・60歳代と、老後を迎えている年代70歳代の貯蓄事情はどのようになっているのでしょうか。
本記事では、シニア世代の平均貯蓄額や貯蓄割合といった、貯蓄事情について詳しく紹介していきます。
老後に向けて知っておきたい「年金暮らし」の実態についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】