3. 投資は退職後からでも間に合う
70歳代の二人世帯は貯蓄が4000万円以上あるのが全体の約2割を占めており、老後のお金に困らずに生活できている人も少なくないようです。一方で、資産が全くない人や少ない人も一定数おり、貯蓄額の格差は今後ますます広がる可能性があります。
これからは自分で積立投資をしたり年金を増やしたりして、少しでも老後の貯蓄額を増やす工夫が必要です。特に投資は退職直前や退職後からでも遅くありません。老後のライフプランや今後必要な貯蓄額などをあらためて確認しておくとよいでしょう。
参考資料
- 日本銀行「当面の金融政策運営について」
- 総務省統計局「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表 8-30 <世帯分布>各種世帯属性別世帯分布 貯蓄現在高,貯蓄・負債現在高の差額階級別世帯分布」
- 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
- 金融庁「NISAを知る」
- 厚生労働省「iDeCoに加入できる年齢の要件などが拡大されます」
- 国税庁「No.4602 土地家屋の評価」
- 国税庁「令和6年分の路線価等について」
- 小牧市「固定資産の宅地の評価について、地価公示価格等を基準にしていると聞きましたが、どうしてですか。」
- 金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」
石上 ユウキ