日本の公的年金は「厚生年金」と「国民年金」の2種類に分かれます。

加入者や年金額など、どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、厚生年金と国民年金の受給額や受給額について解説します。

記事の後半では、厚生年金にまつわる最新ニュースを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 厚生年金と国民年金について

厚生年金と国民年金では、加入者や毎月支払う保険料が異なります。

それぞれの特徴について確認しましょう。

1.1 国民年金とは

国民年金は、国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する公的年金です。

加入者の属性に応じて、第1号被保険者から第3号被保険者のいずれかに分類します。

国民年金の加入者には、以下の年金が支払われます。

国民年金から支給される年金

国民年金から支給される年金

出所:日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」

  • 老齢年金
  • 障害年金
  • 遺族年金

加入者のうち、第1号被保険者は国民年金の保険料を自身で負担する必要があります。2024年4月以降の保険料は月額1万6980円です。