6. 今からできる老後対策を考えておこう

今回は、住民税非課税世帯等への10万円給付金の概要について確認してきました。

住民税非課税世帯の割合を見て、意外と多い印象を受けた人もいるでしょう。非課税世帯の大半が年金受給をしている高齢者で占めています。

給付金をもらえるのはありがたいことですが、物価高に対抗する一時的な措置であり、年金や給付金だけでは老後安心できるとは言いがたいでしょう。

老後資金を準備するには時間がかかるため、早めに老後対策を始めたいものです。

人生100年時代と言われている中、定年を迎えても収入を得るために働き続けることを選択する人も増えています。

しかし、高齢になると健康リスクも伴うため、医療費や介護費など、予期せぬ出費も増えるでしょう。安心した老後を迎えるためには、貯蓄や資産運用を通して、計画的に準備していくことが大切です。

資産運用においては、時間を見方につけることが重要なため、早く始めるに越したことはありません。

今からできる老後対策について、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

※金額や要件などは自治体等によって異なるので、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。

参考資料

菅原 美優