3. KINTO のユーザー像から見える車のサブスク利用者

KINTOの小寺信也社長によると、KINTOの実際のユーザー層は20代から30代がボリュームゾーンですが、Uグレードの利用者には中高年層も多く見られ、オプション装備に対するこだわりが強いとのことです。

オプションをつけずに標準仕様で購入する人が全体3割であるのに対し、多くのオプションを追加する人が4割を占めており、車のカスタマイズや充実した装備を重視する傾向がうかがえます。

今後、KINTOはターゲット層をさらに若年層に広げる方針です。特に初めて車を購入する若い世代や中古車から新車への買い替えを検討している層の取り込みに注力していきます。

頭金不要で月々の支払いが一定になるKINTOの特徴は、ライフステージの変化が予想される若い世代にとって魅力的な選択肢となっており、新たなキャンペーンやサービスの展開が期待されます。

車は人生において2番目に高価な買い物とも言われていますが、サブスク利用者の増加からは、価値観の変容を垣間見ることができます。現在車のサブスクは10種類以上まで増えており、車を所有しない車との付き合い方を望む層が一定数いることがうかがえます。今後も、車のサブスクや車との付き合い方の変化に注目が集まります。

4. 【9/13追記】ベテランドライバー550名に聞いた、初めてのクルマにおすすめの装備とは?

株式会社KINTOは、過去5年以内に新車を購入した、運転歴10年以上のベテランドライバー550名を対象に、ベテランドライバーのクルマの装備に関する実態調査を実施し、その調査結果を発表しました。

ベテランドライバーの51.6%が、購入時は装着しなかった機能・装備を「購入後につけたくなった」経験があり、半数のドライバーがカーライフを過ごす中で新たに装備が必要だと感じた経験があることが明らかになりました。

その他、具体的な装備についての調査結果をご紹介します。

4.1 ベテランドライバーがクルマに装着しているアイテムは?

8割以上のドライバーが日常的に使用する装備を選択しています。

  • 「ナビゲーションシステム」84.6%
  • 「ドライブレコーダー」81.0%
  • 「自動(被害軽減)ブレーキ」75.1%