3. 年金生活者支援給付金制度の支給金額が増額に
年金生活者支援給付金は2024年度に改定され、3.2%の増額となりました。
それぞれの基準額を見ていきます。
3.1 老齢年金生活者支援給付金の支給金額
老齢年金生活者支援給付金は、基準額が月額5310円です。前年度5140円から増額したことがわかります。
実際には、こちらの金額を基準に保険料納付済期間等に応じて算出されます。
例えば、1956年(昭和31年)4月2日以後生まれの方で、保険料の納付済月数が480カ月、全額免除月数が0カ月であれば、給付額はそのまま5310円になります。
しかし、保険料納付済期間が少ない人・保険料免除期間がある人などは、それぞれに応じて算出されるため、必ずしもこの支給金額はとなりません。
3.2 障害年金生活者支援給付金の支給金額
- 障害等級1級:月額6638円
- 障害等級2級:月額5310円
3.3 遺族年金生活者支援給付金の支給金額
いずれも月額の金額なので、実際には2ヶ月分が一度に支給されます。基準額どおりであれば、年額にすると約6万円になるでしょう。
しかし、初回の年金生活者支援給付金は申請しないともらえません。対象となる方には順次、申請書が送付されています。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、AFP(Affiliated Financial Planner)を保有。関西学院大学総合政策学部卒。日本生命保険相互会社に入社。個人・法人顧客の新規開拓・コンサルティング営業に従事。生命保険提案を通じ、FPとして若年層から富裕層までの相談経験をもつ。ライフスタイルに合ったバランスの良い保障と資産運用のアドバイスが強み。現在は個人向け資産運用サービス会社にて、資産運用コンサルティング業務のサポートをおこなう。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。大阪府大阪市出身。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)